はじめに
今、セキュリティー面に配慮した鍵付きのポストが人気なのをご存じですか?
これから新しく郵便ポストを購入しようと思っているあなたも、ぜひ鍵付きのポストを選択肢に入れてみてください。今回は、鍵付きのポストをおすすめする理由についてまとめました。
鍵付きのメリット
鍵付きポストのメリットは、他人に郵便物を触られることがないということです。
毎日郵便ポストをのぞいていても、郵便物の抜き取りや盗難は、実は気づきにくく「知らないうちにトラブルに巻き込まれていた」という相談が、自治体の消費者相談窓口などにもしばしば寄せられるそうです。
盗難の対象となるのは、あなたの郵便ポストに届く個人宛の手紙だけではありません。
あなたがインターネットでお買い物した商品が、定形外郵便でポストに届くように、世間では郵便ポストに投函されるものの種類も配達量も増えているようです。このように、個人情報のほかにも価値のあるものが投函される郵便ポストですから、鍵を付けないことのほうが非常識なのではないか…という気にもなってきます。
個人情報保護の重要性
郵便ポストから抜き取られてしまって困るものとして、買い物したものや手紙はもちろんですが、やはり気になるのは個人情報です。
普段何気なく受け取っている個人宛の郵便物には膨大な個人情報があふれています。
例えば、電話番号が知られてしまう電話料金の請求・領収書、買い物などの利用状況が知られてしまうクレジットカードの請求書などは、盗まれると架空請求や振り込め詐欺の下地にされてしまうことがあります。
なんでもない個人情報だと思っても、実は悪用する手段がいくつもあるということで、本当に怖いですよね。
鍵付きポストのロックの種類
郵便ポストに付いている鍵の種類にはいくつかのタイプがあります。それぞれの特徴を紹介しますのでぜひ参考にしてください。
シリンダー
鍵を差し込み、回して施錠するタイプの錠前です。差し込んだ鍵自体がツマミの役目をするものもあります。鍵穴の部分があまり目立たないので、ポストのデザイン性を損なわない点も特徴です。シンプルで使い勝手がよくセキュリティー面が高いことで人気です。
ダイヤル式
金庫などで使用される鍵タイプで、ダイヤルを回して暗証番号を合わせることで施錠・解錠ができるロックです。鍵がいらないので暗証番号さえ知っていれば家族のだれでも開けることができて便利です。ダイヤルの部分のツマミは、ポスト本体のデザインアクセントとして、お洒落に取り込まれているものもあります。
ひねりロック
鍵を使用して通常の施錠ができるだけでなく、鍵がなくても持ち手をひねることで簡易的なロックができる仕組みになっています。二重のロックができるという面で安心です。
使い方の動画はコチラ
ひねりロック鍵の使用方法
南京錠
掛け金は一般にU字形の金属か鎖やケーブルなどでできていて、施錠する対象物に引っ掛けて使います。掛け金の一方を本体に差し込むことで施錠できます。解錠するときに鍵が必要なタイプ、暗証番号だけを使うダイヤル式があります。集合住宅用など、鍵を後付けできるようなデザインになっているポストにぴったりです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでご紹介したような理由から、近年では鍵付きのポストがだんだんとスタンダードになってきて、バリエーションも豊富になってきました。今まで気にしたことがなかったあなた、ご自宅周辺は安全だと思っているあなた、ぜひこの機会に鍵付きのポストに注目してみてくださいね!